Japanese

 
 


画像には様々な情報が記録されていますが、それを読み取るためには若干の経験が必要になります。まず、判読の目的を明らかにし、目的を達成するために注目すべき特長を理解しましょう(たとえば、洪水と平野の微地形、土地利用)。演習の内容は基本的なものも含まれていますが、地球診断においては様々な角度から対象を観察する必要があります。包括的な視点と基本的なスキルを身に付けましょう。

注)地球診断学の演習に相応しいコンテンツを追加するために、このページの内容は不定期に更新されます。

空間情報解析の技術

  • プログラミング
    コンピューターのハード・ソフト技術の向上により、様々なアプリケーションソフトウエアが登場し、対話的に様々な処理が行えるようになりました。その反面、ソフトウエアのプロトコルを少しでも逸脱すると対処できないという状況も生まれています。ここでは、デジタルデータを自分で処理する技術を学びましょう。これで、ソフトの利用も推進されるとともに、ソフトにできないことも可能になります。
  • 画像解析
    衛星データを解析する確立された技術は、アプリケーションソフトウエアを利用して使いましょう。ただし、商用ソフトウエアを使いますので、ソフトごとのチュートリアルを提供します。
  • 地理情報処理
    様々な空間情報の重ね合わせは、人間の問題解決能力を向上させます。ここでは、おもにArcViewを使ったチュートリアルを提供します。

演習課題

  • 地形
    • DEM(Digital Elevation Model)の解析
      DEMは様々な環境解析における最も基本的な情報です。最近は、様々なDEMプロダクトが利用可能となりましたので、その利用方法に関する演習を行います。
    • 山地の判読
      地表から突き出た山は、不安定な状況にあり、長い年月をかけて安定な準平原に変わろうとします。その過程で発生する地すべり、崩壊、その他の浸食現象は人が介在すると災害になります。地形はプロセスの結果として形成されていますから、地形からプロセスを推定することも可能です。プロセスを理解することによって、災害のポテンシャルを知り、対策に役立てることが地球診断の目的のひとつです。
    • 沖積低地の判読
      日本も含むモンスーンアジアの特徴のひとつは、沖積低地に人口、資産が集中していることです。しかし、沖積低地は河川が形成した地形であり、常に変わろうとしています。その河川の振る舞いが時として洪水災害になってしまいます。沖積平野の様々な微地形を判読することによって、形成プロセスを知り、防災、減災に役立てることができます。
      • 演習1:旧版地形図の土地利用から、土地条件を探る。
      • 演習2:衛星データから地形分類図を作る。
    • 台地
    • 河川
    • 海岸
  • 地質
    • 写真地質
      地層の物性は地形の違いとして現れるため、地形を判読することにより、地質を判読することが可能となります。リモートセンシングが一般的になる前は空中写真を利用した写真地質の技術が確立していましたが、高空間分解能の衛星データが利用可能になった現在、再びこの技術を技術を甦らせたいと思います。
      • 演習1:空中写真の利用の仕方
      • 演習2:画像のリニアメント、テクスチャーの判読から地質図を作成する
  • 植生・農業
    • 植生分類
      • フェノロジーによる植生分類
      • 分光特性による植生分類
    • 農作物分類
  • 地表面被覆/土地利用
    • 地表面の状態
    • 地表面の乾湿

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